こんにちは。最近はアパートのデザインや賃貸が強い物件など評価を頂きまして本当に有難いかぎりです。そんな中お家を建ててほしいとの依頼もあって、設計事務所と工務店を新しくグループに入れて今お家を造っています。アパートにしてもご自宅にしてもお客様が喜ばれるのが一番やりがいを感じます。
日経新聞などでも4月に不動産融資に対する厳しい記事が掲載されていました。私の周りの業者さんも厳しいお話しをしています。内容はこんな感じでしょうか。
銀行がお客様を建設業者に紹介して、銀行が融資をする→アパートを建てる→建設業者が銀行に手数料を払う→その手数料はお客様が負担する(建築費に上乗せ)
背景として相続税制が改正され基礎控除が減額されたことと超低金利も後押しされ、国土交通省統計では、2016年の新築住宅着工戸数は前年対比6.4%増で、戸建の3.1%増に対し賃貸住宅が10.5%と異常な増加との統計が出ています。
私が思うに、金融機関ではよくお上からこの様なご通知はありました。融資以外の分野でもあれをするな、これをするなと上司と一緒で風向きが変われば方針も変わるという事ですね。全国的に見れば、特に関東においては駅近の土地は当然高くて事業化できません。
なので田舎へ田舎へとサブリースを前面に押し出して売り続けます。サブリースするという事は物件に自信がないということでしょうか。
日銀は銀行の貸出金が不良債権化しないようにと考えます。一方金融庁はお客様(融資申込人)にとって安全な水準で貸し出されているか否かと考えています。ここがポイントです。
約3ヶ月この件で金融マーケットを調査してきましたが、立地条件と収支に問題がなければ今現在も案件の決裁は下りているという事です。昨日も社員から報告がありましたが、立地条件が良い物件は福岡でも一番厳しいとされる金融機関からの決裁が下りています。私の感覚は間違いではなかったので今まで通りのスタンスで問題ないと思います。ただ一点、銀行の担当者と支店の心情からも本部に対してお土産が必要になると思います。
私どもを必要としてくださるお客様がいらっしゃいますので、微力ながら夏に向けてガッツリ仕事していきます。